maope’s diary

音大 ✕ ITスタートアップ ✕ クリエイティブ業界を旅する女子のブログ。〜気になったら頭から突っ込むよ〜

専門分野を学ぶことって、不利なの?

今日はとっても暑かったー

夏を感じましたね、太陽近すぎ雲無さすぎ、みたいな。

そんななかBBQしてきて、
9.5割くらいが初対面の人だったんですけど、
頑張って喋ってきたもんだから、帰ってきてすごく良く眠れた!!!w


で。
そのBBQで某R社で働いているという方とお話していて、
「そっかー」と思ったことを書き留めておこうと思います。

専門的な分野を学ぶのは、将来的に不利?

お互い酔っていたのでついつい熱く語ってしまったのですが、
要は「専門的な学部にかよっている子って、将来進める道が限られているよね」
という話を、お互い似たように境遇だったので話していました。


少なくとも、
高校まではある程度同じ道を歩むのが日本の学生ですが、
大学からはかなり個々の道に進んでいくことになると思います。

私は音楽大学で、
一般教養なんてほとんど授業を受けずに4年間過ごしました。

将来は音楽関連の仕事に就きたいと思っていたから、それで良いと思っていました。

だけど。いざ、就職活動をしようとしたら、頭の善し悪し云々よりも
自分の世の中に対する関心の無さに驚き、同時に自信がなくなりました。

「こんな世間知らずになったのは、こんな場所にいたからだ!」と、
その頃の私は、音楽大学のことを最低な場所だって思っていました。

一般大学に入り直したいとさえ思っていたな〜。


どんな環境に居ても、将来への不安は出てくる

音楽大学演奏家の卵を世に輩出していくための研究所であり、成長の場所です。
優秀な先生のレッスンを受講できたり、普通の大学では学べない知識を身に付けることができます。

当たり前ですが私のように音楽家を目指していない学生は、
自力で、その他の必要な知識や経験を外で積んでこなければいけない、そんな環境です。

幸い、私は3年にあがったと同時に就職活動を始め

「ここのままじゃやばい。もっと外に出ないと。」

と気づくことが出来ました。
だって、学生部の就活関連の情報がめっちゃ薄くて使い物にならなかったから。笑


それからは、いろんな場所に出かけて人の話を聞きました。
そうすることで、自分は何が足りないのか。
普通の大学生は何をしていて、何を考えているのか。

少しずつ、自分を世の中に慣らして視野を広げて行きました。


そして、
ふむふむなるほど、と話を聞きつつ見えてきたのは、

専門的な大学に入ることで損していることなんて、一つもない

ということでした。
「何かを極める」ということをしてこなかったことを悔やんで
「やりたいこと無いし、どうしよう」と悩んでいる学生にたくさん会いました。


そっか、
専門的な大学に進んだことに後悔しそうになっていたけれど
みんな意外と同じように将来について悩んでいるんだなと、少し安心。

そしてみんなの
「将来どうしよう」って、つまり「職業何にしよう」ってことで、
やりたいこと=職業 で考えていて、
結果「やりたいこと思いつかない」病にかかってるなって思った。

やりたいことが見つからないのに会社とか決められないよ。とかね。

興味をもったことに「なぜ」と思うこと

そのやりたいことって、つまりは
「自分は何をして生きていきたいか」ってことだと思うのね。たぶんだけど。

たしかに、ちょっと重いテーマな気がするけど、
「人に喜んでもらうことをして生きたい」とか
「自然と調和して、豊かな生活をして生きたい」とか実は色々あると思っていて、
しかも、それはその人のバックグラウンドに左右されるから、十人十色になる。

その「テーマ」みたいな軸を持たないと、具体的に何をするのか、
どういう自分になるのか、みたいなのは決められないし想像もつかないと思う。

って考えていくと、
実は職業っていう将来の選択肢みたいなものは、一番最後に決めることで、
テーマを決めないと何も始まらないし決められない。

だから、興味をもった事柄に対して「どうして私はこれがきになるんだろう」
と自問自答して、「なぜなら」をたくさん考える機会をたくさん作るといいかもね。

同じことだけに
一生懸命に取り組むことも大事だし立派だけど、
その中にいただけでは気づけないことも、大学生のうちはたくさんある。

そういう意味で、
専門的な大学に通っている大学生は少し不利な環境だけれど、
そんなのは自分の行動力でどうにでもなるし、どうにでもなることをもっと知ってほしいなって思う。


あーーーーー
もっとちゃんと体験談をまとめていきたいな。
ほんと、色んなTipsあるし、音大生で将来悩んでいることかの話を聞いてあげたいし
失敗したからこそ伝えたいこともあるし。

自分の可能性みたいなものを、
大学生の肩書を存分に使って、実験しまくってほしい。

そういうことを、どうやったら伝えられるのかな〜…


おわり。